星田連山を楽しむ
星田三山と呼ばれる北山師岳、星田山、日高山があり、最高峰の羽伏山でも284.2mの超低山群です。ほとんどのルートはよく整備されていますが、未整備区間や廃道化している道、崩落個所、藪に閉ざされた区間などもあります。低山と言っても急斜面のトラバースやルンゼ、砂防提もあり、地形図にルート記載のない道が多く、道迷いなどには十分注意が必要です。また、入り組んだ地形のため細かなアップダウンが続き、歩く距離以上に体力が必要になります。
この山域に限りませんが、必要以上にテープ類が多いです。里山は色々な方が登られるのである程度のテープ類はあってもいいと思いますが、折角の自然景観を損なうような過度なテープ(私設)は取りつけないようにしてほしいものです。尚、林業や保全、倒木処理のためのテープもありますので、必ずしもテープがルートを示しているとは限らないので注意して下さい。
(追記:2022年5月)
2021年以降、地元の方々が中心となって、山域の道の整備、藪の除去、道標の設置などを行っていただいています。それにより登頂が難しかった拂底山などへ簡単に行くことができるようになっています。また、道標の設置により、道迷いの危険も減少したと思います。登山として考えると過度の整備には、賛否両論あると思いますが、色々なレベルの方が歩かれる里山的な山域なので、安全性を考えるとありがたいことだと思います。このページで記載している情報は整備以前のものが多いのでご了承下さい。

- 2020年2月9日 初めての星田連山
- 2020年2月11日 星降る里の連山
- 2020年2月24日 廃小松寺の参道を辿る
- 2020年2月24日 バリエーションを楽しむ
- 2020年3月1日 未踏のピークへ(早刈山)
- 2020年3月1日 未踏のピーク(拂底山)
- 2020年3月7日 園地の嶺を辿り
- 2020年3月15日 星田連山の沢を辿る
- 2020年5月2日 馬木の嶺から小松谷(星田連山)
- 2020年8月2日 関電道辿って三角点(飯盛中山)
- 2020年9月15日 里山徘徊(河内飯盛山、日高山)
- 2020年9月19日 宗円の歩いた道(星田連山)
- 2020年9月19日 飯盛三山を歩く(飯盛三山)
- 2020年11月22日 苔むす茄子石谷(星田連山)
- 2021年1月27日 面白可笑し低き峰々(星田連山)
- 2021年6月24日 低山で発汗トレ(星田連山)
- 2022年5月15日 整備された拂底山(星田連山)
◎歩く際の注意点(低山を侮るなかれ!)
- 地形図、コンパス、GPSを使用した読図力が必要です。
- 崩落個所や急斜面のトラバース、道迷いに備え、シュリンゲなどの装備を持たれることをお勧めします。
- 低山ですが、谷の深い場所や岩場があります。道に迷った時は、尾根まで引き返すようにしましょう。
- テープが多くありますが、テープを頼りにせず自ら地図やGPSで確認しましょう。
- 山名や標高は、窪田正氏が2013年に監修された資料を参考にさせていただいています。但し、三角点設置の場所に関しては、三角点の標高を採用しています。実際の標高とは異なる場合があります。
- 銘板写真は、実際に撮影したものです。但し、銘板を確認できなかった箇所もあります。また、立ち入り禁止等で未踏の場所もあります。
- 難易度は、A:道が明確でハイキング感覚で行けるピーク、B:傾斜がきつかったり、一部不明瞭な箇所があり、山に慣れている必要があるピーク、C:倒木、崩落、ルート不明瞭などバリエーションルートに慣れておられる方向けのピークとしています。但し、あくまで個人的な見解であり、季節条件、自然災害などにより難易度は変わりますのでご注意ください。
