初めての星田連山
地元の町からもさほど遠くない交野市(大阪府)には、星のブランコで有名な「ほしだ園地」があります。四季折々、多くの府民が憩いを求めて集まります。そんな星田には、あまり知られていませんが『星田60名山』『星田連山』と呼ばれる山域があります。ほしだ園地、飯盛霊園、ゴルフクラブ四条畷、星田の住宅街(妙見東、南星台、星田山手)に囲まれた山域で、60以上のピークがあり、そのほとんどが連山として連なっている山域です。
この日は、初めてだったのでJR星田駅から星田妙見宮を経由してほしだ園地方面へ進み、連山を地図とGPSで確認しながら歩きました。星田三山を巡った後、逢坂を抜け清滝峠を越え、以前歩いた清瀧瀑布から山神コースで四條畷(自宅)まで歩きました。
◎歩く際の注意点(低山を侮るなかれ!)
星田三山と呼ばれる北山師岳、星田山、日高山があり、最高峰の羽伏山でも284.2mの超低山群です。ほとんどのルートはよく整備されていますが、未整備区間や廃道化している道、崩落個所、藪に閉ざされた区間などもあります。低山と言っても急斜面のトラバースやルンゼ、砂防提もあり、地形図にルート記載のない道が多く、道迷いなどには十分注意が必要です。また、入り組んだ地形のため細かなアップダウンが続き、歩く距離以上に体力が必要になります。
この山域に限りませんが、必要以上にテープ類が多いです。里山は色々な方が登られるのである程度のテープ類はあってもいいと思いますが、折角の自然景観を損なうような過度なテープ(私設)は取りつけないようにしてほしいものです。尚、林業や保全、倒木処理のためのテープもありますので、必ずしもテープがルートを示しているとは限らないので注意して下さい。
- 地形図、コンパス、GPSを使用した読図力が必要です。
- 崩落個所や急斜面のトラバース、道迷いに備え、シュリンゲなどの装備を持たれることをお勧めします。
- 低山ですが、谷の深い場所や岩場があります。道に迷った時は、尾根まで引き返すようにしましょう。
- テープが多くありますが、テープを頼りにせず自ら地図やGPSで確認しましょう。







































