生駒の自然歩道
10月8日に今年の目標のひとつであった大阪府山岳連盟『登山インストラクター』の認定を受けることができました。しかし、「自立した登山者(ハイカー)」を目指すためには、知識や技術などまだまだ学ぶこと、身につけることが山ほどあります。そして基礎体力の増強と維持は欠かすことができないと思います。『経年で落ちつつある体力、筋力をいかに維持するか?』…最近始めたジョギングの継続、定期的な山トレーニング、その意味でも今まで興味が薄かった近くの里山歩きを取り入れています。大峰や台高、伊吹山や比良山系、鈴鹿山系、行きたい山はたくさんありますが、せっかく目の前に生駒山地が広がっている恵まれた環境を大切にしないといけませんね。













山頂近くのぬかた園地の分岐点に貼られていた行方不明者の案内板。登山者かどうかわかりませんが、多くの人が行き交いする里山でも行方不明者が増えています。高齢化社会が進む中、山を楽しむためにも安全登山の啓蒙が必要だと思います。













信貴生駒スカイラインの名所のひとつ鐘の鳴る展望台には『希望の鐘』というちょっとしたデートスポットがあります。以下は、信貴生駒スカイラインのホームページから引用…『映画の主人公になったような気持ちで、想いを寄せる人と一緒に手を取り合い、そっと鐘を鳴らしてみてください。一面に広がる街並みを眼下に美しい音色が空へと響き渡ります。音が鳴り止むまで、ふたりのこれからの幸せをお祈りするのも素敵ですね。夜は鐘がほんのりライトアップされてロマンティックな雰囲気に。昼は鐘の全景がきれいに見えるため、記念撮影を楽しんでみては。』



この街道はむかし大阪玉造と大和竜田を結ぶ重要な道筋にあたりこの辻には多くの茶屋が並んでいたのでその名がある。また在原業平と茶屋娘の恋物語りで名高い。業平が峠を越え玉祖神社へ参詣の途中、福屋の娘梅野をみそめたが、ある夜東窓があいていたので中をのぞくと、娘が手づからでめしを食っているので、急に興ざめ逃げ帰った、娘は後を追ったが見あたらず悲んで渕に身を投げた。この高安の里では、今でも東窓を忌み、これをあけると娘の縁が遠くなるという伝説がある。この道を登ると水呑地蔵、十三峠がある。【出典:『史跡の道・説明石板』(八尾郷土文化推進協議会・八尾菊花ライオンズクラブ・八尾市教育委員会、1981年)】

この日、鳴川峠近くで大阪府山岳連盟の飛田会長とお会いしました。生駒チャレンジ登山大会の案内板をコースに設置されていました。会長自ら積極的に動かれることに驚きと感動を覚えました。