百丈岩で岩場トレ
大阪府山岳連盟で受講している講習会の実地講習で、裏六甲・百丈岩へ行ってきました。今まで簡単な沢ルートで岩場を登ることはありましたが、講習受講までクライミング的な要素を経験したことはありませんでした。前回の講習までは、同じ裏六甲の蓬莱峡で行われましたが、百丈岩での講習は初めてでした。
蓬莱峡に比べると、①地質が異なり逆層スラブで瓦状の岩肌、②高度感も蓬莱峡よりはかなりあります。同じ緩斜面と言われても難易度はかなり高く感じました。確保はされているというものの初心者には、緊張感と恐怖感はなかなか克服できないものですね(笑)※写真はコンデジでの撮影。一部借り物があります。



クライミングの講習ではないのですが、それでもローソク岩北側のスラブでプルージックで確保しての登下降を繰り返す練習。蓬莱峡での練習で少しは岩場での歩行が身についてきた感はありましたが、岩質も高度感も違い、緊張の連続でした。

岩場での練習後、下山は別ルートを予定。一応地図にも破線ルートがあるのですが、新名神高速道路の関係で思わぬルートファインディングをすることになりました。高速道路が通ったことで、通行できない場所があります。作業用地下道はありましたが、一般道にはつながっておらず、道なき場所を無理やり(藪、傾斜危険)通過しました。このルートを通られる時は、下記の地図を参考に注意して下さい。ちなみに今回間違ったルートにもしっかりした踏み跡はありましたが、高速道路に阻まれ藪漕ぎを強いられました…新設の道路があることを考えると予想しないといけなかったと思います(^^;
今回の講習は机上も実地も非常に内容が濃く、本当に身に着くまではまだまだ時間がかかりそうです。やはりそのためには継続が大切ですね。講師の方々は皆さん熱心で厳しい中にも親しみが持て、その献身的な指導には頭が下がります。これからも講習は続きますが、長く続けられればと思います。