河内飯盛山/墓谷(城ヶ谷)
◎河内飯盛山
飯盛山(いいもりやま)は、大阪府大東市と四條畷市にまたがる北部生駒山地の山です。大阪府山岳連盟が2002年に発刊した「大阪50山(おおさか50せん)」では、『河内飯盛山』と表記されています。標高は314.3mで山頂部には飯盛城の曲輪跡や石垣跡が今も多く残っています。また、山頂部には南北朝時代の四條畷の戦いで戦死した楠木正行の銅像が建っており、戦国時代の三好長慶の居城としても有名です。河内飯盛山の詳細な情報に関しては、『河内飯盛山周辺登山道』をご覧ください。
◎墓谷(2020年2月13日、下り)
この谷の下流、住宅地近くの砂防提には「城ヶ谷砂留工」の銘板があり、この谷の名前は城ヶ谷かと思いましたが、参照させていただいているサイトの情報では、旧地名が明確ではないようです。大東市の遺跡の報告書などではこの谷付近に「墓谷川」や「墓谷古墳群」との記載があるようなので墓谷と記載しておきます。
登り口は、現在大東市の市有地内にありますが、産業廃棄物の不法投棄が多いようで金網の扉に施錠がされています。道自体は、谷の左岸に細いトラバース道が続いていますが、途中崩落個所もあり踏み跡が不明瞭な箇所もあります。途中、大きな砂防提が数か所あります。道は妙見谷右岸の尾根へ通じていますが、歩かれる方もほとんどなく廃道化していると言っても良いかもしれません。