里山の絶景ポイント(河内飯盛山)
自宅から山頂まで、最短ルートを歩くと私の足で約45分程!? そんな身近な里山の河内飯盛山。日頃のトレーニングにウォーキングで歩き回っています。植林が少なく、昔からの自然林が多く、自然も豊かな山です。歴史的にも楠木正行や三好長慶にまつわることで有名で、今も石垣や曲輪跡などが多く残る飯盛城址は、国史跡に指定されています。初春には、ウラシマソウが群生し、初秋には、アケボノシュスランが咲き、登山道でコジュケイやヤマドリ、カワセミなどを見ることもできます。
ただ、ハイキングコースとしては短く、見所にも乏しいのは現実です(涙)でも、そんな里山にも誇れる風景があります。あくまで私見ですが、今回はその一部をご紹介します。
【河内飯盛山から見るサンセット】
標高314mしかない河内飯盛山ですが、山頂からは180°の展望が開けています。そして西側が大きく開けているため、大阪市街地、大阪湾、六甲山脈などが一望でき、気象条件が良ければ、とても美しいサンセットを見ることができます。
【観察の森の大銀杏】
生駒の森林を守るために設立された「生駒いいもり里山サポーターズ」は、生駒山系内の河内飯盛山(大東市)の山麓にある約66,000㎡の山林(学校法人大阪信愛女学院所有「大阪信愛女学院観察の森」)を里山保全活動実習地としています。大きな銀杏があり「イチョウ広場」と名付けられています。その大銀杏が紅葉時期を迎えるとサンセットと共に絶景を見せてくれます。
【龍尾寺の紅葉風景】
龍尾寺は、今からおよそ1300年前の奈良時代中期に、行基菩薩によって建立されたのが、創始であると伝えられています。元々は真言宗に属する寺院だったそうですが、その後戦国時代に飯盛城主三好長慶の菩提寺となり、曹洞宗に転じたということです。聖観世音菩薩を本尊としており、現在の本堂は、平成8年(1996年)に建て替えられたのだそうです。地元でもあまり知られていないのですが、この龍尾寺の紅葉は必見の価値があります。
