身近で楽しめる高天谷(金剛山)
2年ぶりの遡行でしたが、金剛山の中では渓相も良く、色々な要素が含まれる沢です。入渓直後の砂防ダムを巻くのが厭らしく注意が必要です。無名の直瀑を巻く左岸の道は、取付きがやや不明瞭ですが、斜面を少し探れば巻き道が現れます。その他の滝は、すべて直登できますが、落差に関係なく少し手ごわい滝もあります。
高天谷の核心部ともいえる左股の連瀑帯は、注意して登ればフリーで問題ありませんが、滑落は許されないので注意して下さい。沢登りの経験が浅い方が入渓する場合は、必ず経験者と同行、沢装備で遡行して下さい。尚、金剛山の沢は、ほとんどぬめりが無いので、巻き道などを考慮するとラバーソールの方が適していると思います。私は、アプローチも下山時もラバーソールの沢足袋を使用しています。
「高天谷遡行(金剛山)」2022年8月29日(月)をご覧下さい。

