裏六甲の谷道(座頭谷)
大阪府山岳連盟の岩場講習で裏六甲の山域を昨年から歩くようになり、自宅からのアクセス(JR)が良い蓬莱峡にひとりでも岩場練習に数回訪れています。ただ、登山として歩く機会がなかったので、今回は気になっていた赤子谷探索と合わせて座頭谷を歩く計画を立ててみました。座頭谷を登り、縦走路を経て赤子谷を下る方がJR生瀬駅を起点にする場合は理にかなっているのですが、赤子谷を登りにしたかったので座頭谷を下りにつかいました。

赤子谷を登った後、東六甲縦走路と林道(時間調整)で六甲みつばちハニー農場へ向かいました。六甲みつばちハニー農場は、運営会社の産地偽装問題もあり閉園中です。座頭谷への取り付きは、農場地内にあるので地形図と照らし合わせて探してみて下さい。









六甲みつばちハニー農場近くから急斜面をトラバースする狭い踏み跡を辿ると座頭谷に出合います。狭い急斜面のトラバース道なので足元には注意が必要ですが、大きな危険個所もなく道に迷うこともないと思います。但し、ハニー農場からの下り口は少しわかり辛いので注意して下さい。下り口さえ間違わなければ、踏み跡は明確なので迷うことはありません。
















座頭谷には大きな砂防ダムが幾つかあり、堰き止められたダムの上部は大きな石で覆われた河原になっていて歩きやすいところを歩けばよいと思います。但し、ダムを巻く道は右岸に設けられているので注意して下さい。


久しぶりの座頭谷は、お天気も良く相変わらず素晴らしい風景を見せてくれました。今回のメインは、初めての赤子谷遡行だったので、ゆっくりと探索することはできませんでしたが、裏六甲を代表する場所だと思います。
◎この日出会った花々など
