後古光山に寄り道(曽爾高原)
芦屋から六甲山をピストンした後、週初めの月曜日から3日連続で里山歩きもしていたので足に疲れが残り、のんびり景色を楽しみたくて曽爾高原へ出かけてきました。曽爾高原は、秋のススキがきれいなことで有名で、隣接する二本ボソや倶留尊山周辺の景色も美しいので、登山者より観光目的で来られる方が多い場所です。観光地のイメージもあり、倶留尊山を登るだけでは物足らないような気がして、南側にそびえる後古光山、古光山の様子も確かめてみようと立ち寄ってみました。


約1500万年前の火山活動によって出来た山々が連なる室生火山群の山々は、独特な山容で一度は登ってみたくなりますね。






この山域の道標は、〇〇ハイキングコースと書かれていますが、普通に「登山道」です(笑)観光地に近いからといって、軽装で歩く道ではありませんのでご注意下さい。後古光山へも古光山ほど険しくはありませんが、決して楽な道ではありません。いきなり長尾峠から長い木製の階段が連続して、金剛山や大和葛城山周辺のダイトレでよく見かける階段地獄を彷彿させる景色が長々と続きます。






この先は、山腹を回り込むトラバース道になりますが、頑丈な鎖の手摺が設置されていて、足元に注意して歩けば大きな危険はないと思われます。但し、積雪時や凍結時は、かなり厄介な道になると思われます。




後古光山(あとこごやま)は、標高953mで古光山の北側に位置しています。長尾峠から後古光山までは、一般的な登山道です。それに反し、後古光山から古光山までは、フカタワを挟んで超急傾斜の上り下りがあり、岩場も多いため、かなり危険な道のようです。今回の目的は、二本ボソと倶留尊山、曽爾高原をゆっくり歩くことだったので、古光山はまたの機会に登ることにしました。

