黒岩谷西尾根(六甲山)
当日、現場で知った七曲りコースの通行止め…迂回路も土地勘が少ないため確信が持てず、土樋割峠から蛇谷北山へ遠回りすることも視野に林道を進みました。土樋割峠西側の林道分岐で再度迂回路の表示があったので、取りあえず黒岩谷に沿って進みました。下山してネット上で調べると黒岩谷西尾根を歩いたことを知りました。黒岩西尾根は、蛇谷北山のある尾根と七曲りが通っている尾根の間を走る尾根です。一般的な登山道ではないものの、ガイドブックなどで破線で紹介されている道でした。

林道から沢を渡渉すると尾根へ向かう踏み跡と砂防ダムへ向かう踏み跡がありました。下山後、黒岩谷を辿る沢道もあるそうです。砂防ダムから尾根に向かって浅い踏み跡があったので、それを辿ることにしました。


今回は、事前の情報もなく道を探しながら歩いたので、写真(上)の分岐をダム方向へ進んでしまいました。しかし、谷道ではなく尾根に向かう道があり、結果的に西側の尾根道を歩くことになりました。ただ、「迂回路」がこの道だったのか定かではありません。

黒岩谷西尾根は、距離は1km強と短いですが、標高差は300m弱ありそこそこ急登が続きます。何より風化花崗岩の荒れたヤセ尾根と岩場が続くので、七曲りコースより楽しい山歩きを楽しめると思いました。次回は、黒岩谷の沢道を歩いてみようと思います。
朽ちた階段が現れると岩場や急登区間は終わりです。

朽ちた階段から一軒茶屋までは、笹に覆われたなだらかな山道が続きます。


黒岩谷西尾根は短い区間ですが、岩場や痩せ尾根が続くアドベンチャー感を味わえる楽しい道でした。単調な七曲りに比べると登りがいがあるかもしれません。その後、六甲山最高峰へ向けて歩きました。






