登り納めに金剛山
2019年は、それまで独学で山を歩いていたことを少し見直してみようと、大阪府山岳連盟の講習に参加し、基礎的な技能と実技を学んできました。近年の登山ブームと高齢化社会、健康志向などで多くの方が山に入るようになりましたが、それに比例するように遭難事故も増えています。山を楽しむためには、安全登山に関するルールと知識、技能を一人一人が持たなければいけないのだと思います。結果オーライの山歩きは絶対やめなければいけない…自分で実践しながら少しでも多くの人に知ってもらえるようにしたいと思います。
2019年最後の山歩きは、山歩きを始めた『金剛山』にしました。
のんびり登ろうとゆっくりと自宅を出発して人があまり歩かないルートを選択(笑)登りは、百ヶ辻のゲートからツンバ尾(地蔵尾根、細尾根)へ取りつきダイトレへ向かいました。ツンバ尾は、百ヶ辻からダイトレに伸びる尾根で、途中ロープウェイの支柱に出合います。支柱からダイトレまでは背丈の高い笹に覆われた道になります。林業の作業道もあるのでコンパスやGPSで位置を確認しながら歩くようにしましょう。笹が深いので虫の多い季節は、マダニなどの虫も多いため避けた方が良いかもしれません。























展望台から湧出岳を望む 岩湧山から南葛城山、槇尾山方面の山並み 展望台からも山上ヶ岳、稲村ヶ岳の大峰の山並 高見山から台高山脈の山々 ダイトレの高見山眺望ポイント








下山ルートもあまり人が歩かない香楠荘尾根で下山することにしました。香楠荘の西側から細尾谷(シルバーコース)へ通じている尾根です。ツンバ尾と同じように途中でロープ―ウェイの支柱に出合います。危険な個所はありませんが、結構藪がきつく、ツンバ尾と同じく夏場など藪がはびこる季節はお勧めできません。





