金剛山れんげ大祭
日本では古代から人にとって山は特別な場所であったのかもしれません。古代からの言い伝えに始まり、仏教や道教、密教、陰陽道などの要素も組み込みながら修験道は今も受け継がれています。その修験道の開祖と言われている「役小角」(えんのおづぬ)はこの金剛・葛城山系にて修行され、全国に広めたと言われています。金剛山で修行された役行者の命日に、蓮の花をお供えし、供養する行事が『れんげ大祭』と呼ばれています。
2年前に出会ったツチアケビの群生を見たくて、奈良県側からの古道「伏見道」を登ってみました。残念ながらツチアケビを見ることはできませんでした。伏見には駐車地がありませんが、高天から伏見までは山主さんのご厚意で連絡道があります 。