天河の空に舞う天女に逢いたくて
奈良県天川村川合から弥山へ続く登山道の真ん中辺り、P1518の北西斜面に開けた場所があります。一帯はブナの自然林が広がり「天女の舞」と呼ばれる美しい場所です。北側には大日山、稲村ヶ岳、バリゴヤノ頭と特徴のある稜線が広がり四季折々素晴らしい風景を眺めることができます。冬季は雪の平原に霧氷のつく木々が点在し、まるで天女が舞っているような風景を見ることができます。北西斜面に位置するため、霧氷も溶けにくい場所なのですが、アクセスにそれなりの時間を要するため、お天気が良すぎると霧氷が融けはじめてしまうのでご注意を。
「天女の舞」への道は、天川村川合からの登山道と熊渡からカナビキ尾根を登るルートが一般的です。
今回は、途中展望があり、霧氷が美しい尾根を歩きたくて川合から登ることにしました。期待通り、眺望の良い場所もあり、林道出合辺りから霧氷を見ることもでき、青空と霧氷のコラボを楽しむことができました。

展望が開け観音平、大日山、稲村ヶ岳、バリゴヤノ頭、眼下はみたらい渓谷






















これから厳冬期に入ると登るのも厳しくなるかもしれませんね。