行者環トンネル西口からこの日は、初めて沢ルートで無名滝を見に登りました。沢ルートも最後は通常のルートと合流して奥駆け道と出合うことになります。
奥駆け道出合から聖宝ノ宿跡までは、多少のアップダウンはあるものの緩やかな登りで、広葉樹を中心とした美しい尾根道です。1600mを超える弁天の森辺りから紅葉が始まっていました。今年は、台風や秋雨前線の停滞などで木々の葉が紅葉を待たず落葉して、紅葉も少し物足らないような気がしましたが、それでも美しい秋の景色を堪能することができました。
この日の天気予報は快晴…しかし登り始めた朝からお昼前までは、どんよりと曇り山頂近くはガスに包まれていました。しかし、下山時にはお天気も回復し青空に日差しも差し込むようになりました。大峰山脈を初めて登ったのがこの八経ヶ岳…久しぶりの大峰は快く迎えてくれました。そして、FBの知人とのニアミスと素晴らしい新たな出会いのきっかけとなりました。
行者環トンネル西口にある登山口…ちゃんとポストもあります
通常のルートにある苔の庭園…苔のついた岩と広葉樹の森、木洩れ日がつくり出す素晴らしい光景
奥駆け道出合
第56靡(修行場)…石休ノ宿跡
弁天の森…三等三角点「聖宝(しょうぼう)」1600.54m
台風や暴風雨にも倒れなかった枯れた大木
奥駆け道出合から聖宝ノ宿跡までは起伏の緩やかな尾根道を辿ります
今年は、台風や長雨が続き、木々の葉もかなり落され紅葉にも影響がありますね
青空に恵まれると紅葉もいっそう映えます
台風の影響で多くの木がなぎ倒されていました
色々な色が交じり合う紅葉風景
赤色に染まる紅葉はやっぱり格別です
見飽きることない紅葉風景…歩くだけで癒されます
聖宝ノ宿跡(講婆世宿/こうばせのしゅく)に鎮座する理源大師(聖宝)像
大師様は何を思いここに鎮座されているのでしょうか…
木洩れ日が入り林床を綺麗に彩ります
ハウチワカエデかオオイタヤメイゲツの紅葉
少し開けたところから大普賢岳
落葉と苔…こんな景色も秋ならではですね
長々と続く木製の階段
大峰を象徴する苔が織りなす風景
登ってきた大峰奥駆け道
この鉄梯子を登れば山頂はもうすぐです
聖宝ノ宿跡からの急登を登り切ると弥山山頂部へ
弥山小屋が見えてきました