伊吹山(滋賀県、岐阜県/伊吹山地)
諸事情で本格的な山歩きから遠ざかって時間がかなり経過しました。体力回復を目的に、ここ数カ月は近くの里山を週4~5回登るようにしています。本格的な山歩きを再開する指標として、長雨続きの晴れ間を狙って、滋賀県側から伊吹山を登ってきました。登山口のある米原市上野地区から伊吹山山頂部までは、標高差約1200mと低山ながらその行程はハードです。体力回復を確かめるには、伊吹山を登ることからスタートすると決めていました。
この日の花の情報は、花の彩時季(http://japan-photos.jp/flower/?p=3134)をご覧ください。

三之宮神社 (サンノミヤ)…御祭神は大山咋尊。伊吹山頂の一の宮、中腹の二の宮に続く三の宮に相当。天応元(781)年の創祀と伝わる。

上野地区の登山口と伊吹山インフォメーションセンター(協力金300円)

インフォメーションセンターでは、登山道の状況や花の開花状況などを知ることができます

夏の猛暑が去り、少し気温も下がってきましたが…蒸し暑さで一合目でバテバテ(^^;

眼下に霊仙山が綺麗に見えています

徳蔵山も秋の気配…薬草が多く、かつては草刈り場だったそうです

3合目手前…ここからの伊吹の眺めが大好きです

3合目お花畑も秋になり花が少なくなってきました

これから足早に秋色になる伊吹

4合目…ここから5合目までは樹林帯を通過します

5合目の売店も平日のため閉店…水分補給は山頂までできないため貴重な自動販売機

5合目からは山頂に向かって登山道が九十九折に続きます

写真では平坦に見える景色ですが、かなりの急登です

雲が流れ眼下に琵琶湖が見え隠れしています

伊吹を覆うガス…これも伊吹山では日常のこと、この霧が伊吹の自然を育んでいます

7合目…週末は大勢の人が登る伊吹ですが、平日なのでゆっくり登ることができます

ガスが吹きあがるとまた視界が開けてきます

この日は目まぐるしく雲が行き来していました

意外と知られていない伊吹山のカタツムリ…花崗岩地質と霧が発生しやすい環境の中、80種を超える陸貝類が確認されているそうです。

伊吹山に一番多いといわれる「ヒルゲンドルフマイマイ」かも…

9合目付近にある手掛岩…山岳信仰の結界を示していると言われています

動物による食害から植物を守るための植生防護柵

山頂伊吹山寺覚心堂

倭建命(やまとたけるのみこと)像

伊吹山山頂付近のお花畑は、初めて登った2013年8月と比べても、かなり花数が減っています。踏みつけだけが原因ではないと思いますが…

2013年8月29日の山頂お花畑の様子

2013年8月29日の山頂お花畑の様子

2013年8月29日の山頂お花畑の様子

現在の風景…9合目駐車場

現在の風景…お花畑のコイブキアザミ

フジテンニンソウの群生

南弥勒菩薩

一等三角点 1377.33m