冬紅葉…俳句の世界では、初冬に残る紅葉、周辺が枯れを深めるなかの紅葉、冬になってから色が際立ってくる庭園や寺社などの紅葉を意味する初冬の季語だそうです。大台ケ原で日の出を楽しんだ後、少し時間に余裕があったので奈良県桜井市の『長谷寺(はせでら)』に寄ってみました。冬紅葉に彩られた風景に満足でした。
長谷寺は奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺です。西国三十三所観音霊場の第八番札所で、日本でも有数の観音霊場として知られています。また、牡丹の名所で毎年4月下旬から5月上旬には150種類以上、7000株と言われる牡丹が満開になり、長谷寺は古くから「花の御寺」と言われています。次回は、朝の勤行や花の季節に是非寄ってみたいと思います。

「仁王門」長谷寺の総門で三間一戸入母屋造本瓦葺の楼門

「登廊(重文)」百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれているそうです

落葉し始めですが、まだまだ燃えるような紅葉風景を見ることができました

登廊の中段から下段部を眺める

登廊の周りにはたくさんの灯篭が建てられています

登廊の中段部から上段部へ

登廊の中段と上段部折り返しにある蔵王堂

登廊の上段部

鐘楼

本堂(国宝)にある内舞台の床もみじ

本堂(国宝)から見る紅葉風景

本堂(国宝)の内部も趣があって素晴らしい

冬紅葉に囲まれた「五重塔」昭和29年、戦後日本に初めて建てられた五重塔

本堂(国宝)外舞台から

五色もみじに覆われる御供所と弘法大師御影堂

弘法大師御影堂に写り込む五重塔

素晴らしい紅葉と五重塔

今年の紅葉は本当に色鮮やかです

「五重塔」青空、紅葉と色合いがベストマッチ

長谷寺のもみじは大木が多く豪華です

冬紅葉に包まれる「五重塔」

紅葉は散り際が綺麗だと言われますが、絵に描いたような風景

「本坊」廊下の奥に猩々野村…撮影スポットのようです