冬紅葉に萌える長谷寺(奈良県桜井市)
冬紅葉…俳句の世界では、初冬に残る紅葉、周辺が枯れを深めるなかの紅葉、冬になってから色が際立ってくる庭園や寺社などの紅葉を意味する初冬の季語だそうです。大台ケ原で日の出を楽しんだ後、少し時間に余裕があったので奈良県桜井市の『長谷寺(はせでら)』に寄ってみました。冬紅葉に彩られた風景に満足でした。
長谷寺は奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺です。西国三十三所観音霊場の第八番札所で、日本でも有数の観音霊場として知られています。また、牡丹の名所で毎年4月下旬から5月上旬には150種類以上、7000株と言われる牡丹が満開になり、長谷寺は古くから「花の御寺」と言われています。次回は、朝の勤行や花の季節に是非寄ってみたいと思います。