シロツリフネ(白釣船)
学名:Impatiens textorii form. pallescens
科名:ツリフネソウ科 属名:ツリフネソウ属
別名:白花釣船草(シロバナツリフネソウ)、朝鮮釣船(チョウセンツリフネ)
花期:8月~10月
タイプ:一年草
花色:白
環境省指定:
【分布】
北海道から九州にかけて分布し、山地の河原など湿ったところに稀に生える。海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
【特徴】
分類上は、釣船草(ツリフネソウ)の型の1つとされている。草丈は50センチから80センチくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。葉の脇から花柄を出し、白いの花を数輪ずつつける。花冠は長さが3センチから4センチの筒状で先が唇形に裂ける。また、距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が後ろに突き出て渦巻き状になる。花柄から下垂する花の形を釣船に見立てたのが名の由来である。

金剛山 2013年8月10日

金剛山 2013年8月10日