ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬)
学名:Monotropa uniflora
科名:シャクジョウソウ科 属名:シャクジョウソウ属
別名:アキノギンリョウソウ
花期:8月~10月
タイプ:多年草
花色:白
環境省指定:
【分布】
日本では本州・四国・九州に分布し、林中のやや暗い場所に生育する。世界では東アジア、北アメリカに広く分布する。
【特徴】
8-10月にかけ、地下茎から地上に花茎を形成し開花する。花茎には鱗片状の葉を密生し、先端に一個だけ花をつけること、花は横かうつむきに咲くこと、全体が透明感のある白であること、いずれもギンリョウソウと同じである。ただし、ギンリョウソウより数はずっと少ない。
ギンリョウソウとギンリョウソウモドキの違いは、前者が液果になるのに対し、後者は蒴果になる。また、花弁の縁がギンリョウソウではなめらかであるのに対して、ギンリョウソウモドキは細かく裂ける特徴がある。

金剛山 2012年9月16日