ムラサキシキブ(紫式部)
学名:Callicarpa japonica
科名:クマツヅラ科 属名:ムラサキシキブ属
別名:
花期:5月~6月
タイプ:落葉低木
花色:淡紫
環境省指定:
【分布】
北海道から九州、琉球列島まで広く見られ、国外では朝鮮半島と台湾に分布する。低山の森林にごく普通に見られ、特に崩壊地などにはよく育っている。
【特徴】
高さ3m程度に成長する。小枝はやや水平に伸び、葉を対生する。葉は長楕円形、鋭尖頭(先端が少し突き出すこと)、長さ6-13cm。細かい鋸歯がある。葉は黄緑で洋紙質、薄くて表面につやはない。初めは表側に細かい毛があることもある。花は淡紫色の小花が散房花序をつくり葉腋から対になって出て、6月頃咲く。秋に果実が熟すと紫色になる。果実は直径3mmで球形。栽培品種には白実のものもある。名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この植物にこの名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。
![ムラサキシキブ(紫式部、Callicarpa japonica)](http://japan-photos.jp/flower/wp/wp-content/uploads/2016/03/d51d36d60e1e89f0ea59ec7d9cbe7eb0.jpg)
撮影場所:金剛山
![ムラサキシキブ01](http://japan-photos.jp/flower/wp/wp-content/uploads/2016/03/786af9d4ffdc10f9ac64abc968ba74fc.jpg)
撮影場所:金剛山