ナガバノコウヤボウキ(長葉の高野箒)
学名:Pertya glabrescens
科名:キク科 属名:コウヤボウキ属
別名:
花期:8月~10月
タイプ:落葉低木
花色:白
環境省指定:
【分布】
宮城県以南の本州・四国・九州に分布
【特徴】
枝が枯れず、次の年に葉が出るので低木に分類されるが、草本と思われるであろう。分布は隔離的で、蛇紋岩地帯などの明るい二次林に生育する。1年目の枝と2年目の枝の姿・葉の形が大きく異なり、同じ植物とは思いにくい。1年目の枝には卵型の葉が互生し、2年目の枝には細長い葉が輪生状に付く。短枝といったほうが良いのかもしれない。花はその中心に付き、8月から10月に咲く。コウヤボウキとは、葉が細長いこと、両面無毛であること、花が束生した葉の中心に付くことなどによって区別できる。

金剛山 2011年8月20日

金剛山 2011年8月20日