稲村ヶ岳に咲く花々(2016.04.30)
紀伊半島は1500m~2000mクラスの山々が連なり、冬季は深い雪に閉ざされる地域です。近畿地方の各地から花の便りが届き始めて暫くすると、大峰や台高山系の山々でも花が咲き始めます。
大峰山系の稲村ヶ岳は花の百名山としても知られ、大峰を代表するオオミネコザクラ、オオヤマレンゲも見ることができます。この日は、オオミネコザクラには少し早く、ピンクがかった蕾は確認できましたが、残念ながら開花していませんでした。
オオミネコザクラ(大峰小桜、学名:Primula reinii var. okamotoi)

今回は、まだこんな感じでした…後、数日で開花ですね

2014年5月24日大峰・双門ルートにて
ルイヨウボタン(類葉牡丹、Caulophyllum robustum)
フタバアオイ(双葉葵、学名:Asarum caulescens Maxim.)
ヒメイチゲ(姫一華、学名:Anemone debilis)
ミヤマエンレイソウ(深山延齢草、学名:Trillium tschonoskii )
ワチガイソウ(輪違草、学名:Pseudostellaria heterantha)
タチネコノメソウ(立猫の眼草、学名:Chrysosplenium tosaense)
ハシリドコロ(走野老、莨菪、Scopolia japonica)
ミヤマキケマン(深山黄華鬘、学名:Corydalis pallida var. tenuis)
スズシロソウ(蘿蔔草、学名:Arabis flagellosa Miq.)
スミレの仲間