ハキダメギク(掃溜め菊)
学名:Galinsoga ciliata
科名:キク科 属名:コゴメギク属
別名:
花期:6月~11月
タイプ:1年草
花色:白
環境省指定:
【分布】
熱帯アメリカ原産。南アメリカやヨーロッパ、アフリカ、アジア(日本を含む)に移入分布する。日本では1920-1930年代に報告され始め、現在では全国に帰化植物として定着している。
【特徴】
茎は2分岐を繰り返し、高さ15~60cm。葉は対生し、卵形~卵状被針形で、波状の浅い鋸歯がある。上部の枝先に直径約5mmの小さな頭花を1個ずつつける。頭花は回りに3裂した白色の舌状花を普通5個つけ、内側に黄色の筒状花が多数つく。総苞片と花柄には腺毛がある。舌状花に筒状花と同様の冠毛がある。そう果には白い鱗片状の冠毛があり、先は細くとがり、縁は毛状に裂ける。よく似た花にコゴメギクがあり、舌状花が小さい。筒状花の冠毛は先が尖らず、房状に裂ける。全体に毛が少ない。舌状花に冠毛がほとんどないことで見分ける。
![ハキダメギク(掃溜菊)](http://japan-photos.jp/flower/wp/wp-content/uploads/2016/03/966c8542df5453db4ef1f6a816c74ec7.jpg)
撮影場所:金剛山