地獄谷から万物相
自宅からのアクセスもよく色々な登山ルートがある六甲山地ですが、登山を初めて約8年間一度も登ったことがありませんでした。今年、大阪府山岳連盟の講習で芦屋からのルートを初めて登り、その後、トレーニングを兼ねて芦屋から宝塚を歩きました。ロックガーデンも一般道でしか登ったことがなかったので、今回は地獄谷を遡行してA,B懸垂からピラーロック(万物相)を歩いてみました。横ノ池に立ち寄り、荒地山山頂で昼食をとった後、道畦谷東尾根を下りました。
相棒のPENTAX KPが、またまた液晶画面不良で入院してしまい、今回はコンデジでの写真です。山歩きの視点で見ればコンデジの方が圧倒的に機動力があり、耐久性もあるのですが、やっぱり画質は物足らないですね。最近、高級コンデジが発売されていますが、防塵防滴性能は十分ではなく、登山では使えそうにありません。もうしばらくは一眼使わないと仕方ないのかな…



芦屋地獄谷は、中央稜(尾根)を通るルートとは異なり谷間の沢を遡行します。小便滝まではすべて直登できる小滝ばかりで登山靴でも問題なく登ることができますが、沢歩きのため足元には十分注意が必要です。決まった道があるわけではないので、自分に合ったルートを選択して歩きましょう。

















地獄谷は梅谷第2砂防ダムを左岸から巻くと上流部を遡行することが可能なようです。この日はピラーロック(万物相)への尾根を辿るため、小便滝から右へ尾根を目指しました。支谷(キレット)を登ればA懸垂岩の直下へ出ることができるようですが、今回は左側から尾根を目指しました。9月とはいえ今だ35℃を超える日が続く猛暑の中、直射日光を浴びる尾根歩きはかなりきつかったですが、風化した花崗岩が織りなす景色は見るべきものがありました。








ピラーロック(万物相)へは、風吹岩手前、中央稜(尾根)ルートの展望の良い場所から下っていくことができます。やや急斜面で藪が多いですが、道も比較的分り易く安全に行くことができます。
