金剛山/白花咲く谷道
3月は仕事、プライベートのスケジュールが多くなかなか山に登れなかったので、天候は良くなかったのですが、久しぶりに金剛山を少し歩いてみました。ショウジョウバカマの白花が咲いているようなので、ツツジ尾谷から登り、その後、崩落したカトラ谷の様子を見にマイナールートを下り、崩落地上流部からお花畑を見てきました。カトラ谷の崩落個所は、国有地で崩落後すぐ砂防提の工事が行われ修復が完了しています。しかし、水飲み場のあった場所上部の堰提付近崩落は酷く、一般の方が修復場所を通過することはお勧めできません。カトラ谷のお花畑へは、山頂から下る方が良さそうです。但し、そちらもトラロープが張られています。金剛山は、登山経験の浅い方も多く登られます。登山者が多くなる花の季節を控え、必要に応じて規制を明確にする必要があると思います…昨年起った妙見谷のような事故を繰り返さないためにも。













松の木道…ここは釜谷道との分岐 一気に高度を下げていきます 松の木道に相応しく松の大木 立派な赤松の木 少しの間痩せ尾根が続きます 尾根道に敷き詰められた松葉 ここからツツジ尾谷へ急降下 ツツジ尾谷が見えてきます ツツジ尾谷から松の木道への分岐箇所
コチョウショウジョウバカマ(胡蝶猩々袴)とショウジョウバカマ(猩々袴)の白花とは変種ではなく別種です。
コチョウショウジョウバカマの方がより湿潤な土壌を好むようです。ただ、同じ場所で生育することも多く混合種も多いようです。一番明確な違いは、コチョウショウジョウバカマの葉には不規則なギザギザがあることですが、金剛山で咲く白花にはギザギザが有ったり無かったりとまちまちでした。もし、白花を見られたら皆さんも観察してみて下さい。