龍伝説残る滝(権現の滝)
生駒山地を代表する滝のひとつで、落差は約15mと言われています。先にご紹介した四條畷市南野にある『龍尾寺』に残る龍伝説と同様の伝説が残されていて、今も毎月第三日曜の朝11時から護摩行が行われています。また、四月と十一月には大掛かりな行事が執り行われるようです。河内飯盛山周辺では、清瀧瀑布と権現の滝が個人的には好きです。
権現の滝の伝説
奈良時代、日照りが続き村人たちが困り果てていたところ、有名なお坊さまの行基が通りがかり「雨降らせたまえ」と祈願しました。すると龍が現れ、大粒の雨が降り注ぎました。このときできた滝が権現の滝といわれています。雨があがると、里人は頭と胴と尾の三つにちぎれた龍を見つけました。人々は頭の落ちたところを龍光寺、胴体の落ちたところを龍間寺、尾のところに龍尾寺を建て、龍を弔いました。(生駒山系広域利用推進協議会HP参照)
まんが四條畷昔ばなし「権現滝」
四條畷市制施行20周年(2002年)の時に「まんが日本昔ばなし」のスタッフにより制作された「まんが四條畷昔ばなし」です。
















