心を休める…可愛い花姿のナンバンハコベ
金剛山は花の百名山には選定されていないものの、数多くの山野草が咲くことで知られています。
ニリンソウ、クリンソウ、カタクリ、ヤマシャクヤクなどが有名ですが、それ以外にも四季折々の山野草を楽しむことができます。
ナンバンハコベ(南蛮繁縷、学名:Cucubalus baccifer var. japonicus )は、別名を「ツルセンノウ」と呼ばれるナデシコ科の山野草です。6~7年前に金剛山で初めてこの花を見つけましたが、日本全国で自生しているようです。花の形が少し変わっていてとても可愛い花です。今年9月23日に2年ぶりにこの花に会いに行ってきました…登山道が倒木や崩落で荒れていて、自生地が心配でしたが、雑草に埋もれながらも可愛い花を咲かせていました。
花言葉は「心を休める」…いつまでも金剛山で咲き続けてほしい花のひとつです。(撮影日:2018年9月23日)