梅雨空の合間を縫って舞う紅花
何時でも行けると思いながらなかなか行く機会がなかった観音峰のベニバナヤマシャクヤク…梅雨の合間にやっと行くことができました。例年より開花が早く、既に結実している花も多く、花期としては終盤を迎えようとしていました。観音峰の自生地は、踏み荒らしなどを避けるためロープが張られ、多くの花は遠目にしか見ることができません。それでも登山道近くにも花が咲いていて十分楽しむことができました。
そのベニバナヤマシャクヤクに混ざり目についたのが外来種の「ジギタリス」…繁殖力が強く観音峰展望所付近の斜面に群落をつくっていました。天川村、ボランティアの方々が除草作業を行っているようですが、結構な株が見られました。
この場所だけではなく、人の往来が多い山ではどうしても在来種以外の花が混入しやすく、在来種を脅かすことも少なくないようです。