三重県鈴鹿山系「孫太尾根」
フクジュソウ、セツブンソウ、ミノコバイモ、ヒロハノアマナ、ミスミソウなど早春を代表する花々以外にもこの尾根には多くの花が咲いていました。
いち早く咲き始める小さなセリバオウレンなどとても小さな花も多く、目を上に向けると樹木にも花をつけているものがあり、まさに花の尾根と言えます。一日にこれほど多くの花に出会うことができる場所も珍しいのではないでしょうか。
いち早く咲き始める小さな妖精…セリバオウレン(芹葉黄連)
オモト(万年青)もたくさん自生しています
たぶんタチツボスミレ(立坪菫)…スミレの花は種類も多く分類しにくい(笑)
トウカイスミレ(東海菫)だと・・・
ヤマシャクヤク(山芍薬)の蕾もたくさんありました
ダンコウバイ(檀香梅)…上を見上げると樹木にも多くの花が咲いていました
シキミ(樒)…仏花として有名ですが、薄い黄緑の花は清楚でとても綺麗です
ムラサキケマン(紫華鬘)…濃い赤紫の花が岩場のあちらこちらに
ミヤマカタバミ(深山片喰)…これから登山道を長く彩る花のひとつ
コショウノキ(胡椒の木)…群生地が少なくなってきている植物です
アセビ(馬酔木)…この時期山を彩る花のひとつです
オニシバリ(鬼縛り)…鈴鹿山系ではよく見かける樹木で沈丁花の仲間
カテンソウ(花点草)…とても小さな花ですが、よく見ると可愛い花です
コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)…トウカイミツバツツジにしては少し早いかな?
ヤマネコノメソウ(山猫の目草)…ネコノメソウの仲間も数が多いですね
ヤマアイ(山藍)…目立たない花ですが可愛いです
ヤブサンザシ(藪山査子)…この時期この尾根では多く見ることができます
ヒトリシズカ(一人静)…芽吹き始めたばかりで葉がとても美しい
ユリワサビ(百合山葵)…小さな花ですがわさびの花に似ています
クサイ(草蘭)…この花もとても小さく撮るのに苦労します(笑)
ヒメカンスゲ(姫寒菅)…
ヤブツバキ(藪椿、学名: Camellia japonica)
スズシロソウ(蘿蔔草)
セントウソウ(仙洞草)
ヒメウズ(姫烏頭)…小さな花ですが大好きな花です♪
カタクリ(片栗)…気の早い株が一輪
ニリンソウ(二輪草)…まだ数輪しか咲いていませんでした
キブシ(木五倍子)
イチリンソウ(一輪草)もこの一輪だけ、まだまだこれからです
ミヤマハコベ(深山繁縷)
ヤマグワ(山桑)