エビガライチゴ(海老殻苺)
学名:Rubus phoenicolasius
科名:バラ科 属名:キイチゴ属
別名:ウラジロイチゴ
花期:6月~7月
タイプ:低木
花色:紫
環境省指定:
【分布】
日本、中国北部、朝鮮半島に分布。
【特徴】
全体に毛に覆われている。エビガライチゴは木本で、つる状に成長する低木。茎には紫色の長い毛を一面に生やし、その間に棘が生えている。葉は三出複葉だが、頂小葉が特に大きく、その柄が長いのでちょっと特殊な印象を与える。葉の表はつやがなく、表面には寝た毛があり、裏面は真っ白で、葉脈沿いに棘が生えている。初夏に枝先に円錐花序をつける。顎など花の外側にはやはり紫の毛が生える。花弁は紫だが目立たない。果実は食用になる。葉の裏側が白っぽく見えることから、別名ウラジロイチゴともよばれる。