こごせの美渓
3年ぶりの沢遡行…いきなり大峰や台高は自信がなかったので金剛山で好きな高天谷へ。久しぶりだったのでセルフビレイなどの練習なしで気楽に登ってきました…問題なく遡行できてホッ(笑)
金剛山にも多くの谷があり簡単な沢登りを楽しむことができます。大阪側では石ブテ西谷、石ブテ東谷、丸滝谷、妙見谷がありますが、お助けロープやテープ類が多く、沢登りというより沢歩きといった感じです。それに比べ奈良県側の高天谷、イワゴノ谷は、テープ類やお助けロープもほとんどなく、直登できる小滝群と落差のある滝の高巻きもあり、初級レベルですが沢登りを体験することができます。ちなみに標題の『こごせ』とは、金剛山のことを『こんごうせん』と呼んでいたことからきているとされています。(注)沢装備が必要で経験者同伴の上遡行されることをお勧めします。
高天谷を詰め上がると二股に分岐する地点に差しかかります。本谷は右股ですが、この谷の魅力の一つに左股の連瀑帯があります。4段で落差40mと言われていますが、実際はそれぞれの滝はほぼ独立していて連瀑と言う方が正確です。すべて直登できる滝ですが、水量が少ないと浮き砂や苔で滑りやすくなるので滑落に注意が必要です。左股は郵便道の階段が続く箇所の手前に合流します。また、右股は長い滑滝を登り、右側尾根に乗るとダイトレに出合います。
※相棒のPENTAX KPが入院中のため、掲載写真はコンデジでの撮影です。