釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)は、奈良県南部の吉野郡十津川村と下北山村の境界にある大峰山脈南部の山で標高は1800m。
11月27日に実父が他界し、心の整理と父の追悼を兼ねて、山頂のお釈迦さんへ会いに行こうと思い立った山行きでした。厳冬期の釈迦ヶ岳は、アクセス道路も通行止めで、登山口まで行けたとしても積雪量が多く、登山者を寄せ付けない山のひとつです。この日は、前日までにすこし積雪もあり、1000m以上の標高では、気温も氷点下になる天候でした。季節風(西風)もあるため霧氷が付くには絶好のコンディション…冬景色の釈迦をを期待しながら大阪から車を走らせました。
林道旭線を走り太尾登山口から…12月初旬道路は凍結し山は薄っすら冠雪
久しぶりの釈迦ヶ岳へ登山届を出して出発
ピーク1434m地点…「危険」と記されている方向が赤石谷へのアプローチ道
まだ12月になったばかり…積雪は少ないものの尾根道は冬化粧
少し歩くと木々には霧氷がついています…青空が欲しい(^^;
古田ノ森…登りはガスに覆われモノトーンの世界で幻想的です♪
たまに差す日差しがモノトーンの世界に色をさす
標高が上がるにつれ霧氷の花が大きくなってきます
風が雲を走らせ日差しを呼び込みます
青空が来ると急いでシャッターを切りまくり
厳冬期は登ることが難しい山…初冬の景色としては十分満足
天候変化が激しく、山頂に近づくにつれ、またガスに覆われ始めました
釈迦ヶ岳山頂はガスに覆われていました
雲が走る中、ガスと差し込む日差しが幻想的な風景を作ります
亡き父のことをお釈迦さまにお願いしてきました
下山途中で、FacebookでつながりのあるCOOPERさんにお会いしました…初冬にしては最高の日に登れたことをお互いに『良かった♪』と話を交わしました
千丈平(1660m)登りはモノトーンの世界でしたが、下りは白銀の世界でした♪
モノトーンの世界も味わいがありますが、やはりこの青空は最高です
登りでは想像できなかった素晴らしい景色
冬化粧の釈迦ヶ岳…この日に登れたことを感謝
大日岳(1568m)には、霧氷はついていないようです
見る景色すべてにシャッターを押してしまう
この色合いとコントラスト…絶句の瞬間
登る時と下る時と全く違う景色
こんな景色に包まれて…下界に戻るのが嫌になってしまう
歩いていると寒さは感じず、景色に見惚れるばかり
12月にこの景色を見ることができて幸せです
古田ノ森も青空に彩られ輝いています
まるで白い花をつけた桜の木のよう
霧氷と大日岳の雄姿
釈迦ヶ岳と大日岳の雄姿
この景色もお釈迦さまのお蔭かなぁ~