琵琶湖南にある湖南アルプス…名前通りの花崗岩の巨石、奇岩が続く山並みがアルプスの山容に似ていることから名づけられたようです。
大きく分けて金勝アルプスと湖南アルプスがあります。今回は、湖南アルプスの矢筈ケ岳(やはずがだけ)、笹間ケ岳(ささまがだけ)を歩いてきました。
湿原地には、日本一小さなトンボとして知られるハッチョウトンボ(八丁蜻蛉、学名:Nannophya pygmaea )は、レッドブックにも載る絶滅危惧種で、なかなか見ることができないトンボです。この湿原地には、サギソウなど湿原地ならではの貴重な山野草を見ることができ、独特の山容とともに大切にしたい自然のひとつです。
東海自然歩道から富川道登山口へ
この山域はシダ類が多く、大きなシダの葉が、登山道を覆うように
シダの群生と大きな花崗岩に囲まれた登山道
明治20年に造られた御仏堰堤
御仏堰提の上部は、御仏河原と呼ばれる花崗岩の滑床と湿原が続く
御仏河原周辺の風景
富川道で好きな場所…雨が降ると足元に注意が必要
お気に入りの場所で、下山時にゆっくり昼食
登山道にも水の流れ…と言うより、水の流れの中に登山道
矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳、御仏河原の分岐…笹間ヶ岳への分岐が数か所あるので注意
途中、このような湿原地が点在…小さな花やトンボ類が多く見られる
大谷河原手前にある大きな池
低山ですが、水源が豊富にあります
大谷河原…広大な湿原には、湿原ならではの山野草を見ることができます
大谷河原の端にある池…透明度が高く池の底まで見えます
ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉、学名:Nannophya pygmaea )2018年8月18日
キイトトンボ(Ceriagrion melanurum)2018年8月18日