ヤマグワ(山桑)
学名:Morus australis
科名:クワ科 属名:クワ属
別名:クワ、シマグワ
花期:4月~6月
タイプ:落葉高木
花色:緑
環境省指定:
【分布】
北海道~九州の山地に生える。
【特徴】
高さは10~15m。樹皮は灰褐色で縦に不規則な筋がある。葉は互生し、長さ7~20cmの卵形~広卵形で、先は尾状に長くとがり、基部は円形~浅い心形。ふぞろいの鋸歯。雌雄異株、まれに同株。雄花、雌花とも本年枝の下部の葉腋の花序につく。雄花には4個の雄しべ。雌花には1個の雌しべがあり、花柱は長くて先端は2裂する。集合果は楕円形で、7~8月に赤色から黒く熟す。冬芽は、長さ3~6mmの卵形。芽鱗は4~7個あり、淡褐色で無毛。葉痕は半円形~扁円形。多数の維管束痕が輪状に並ぶ。