ミツバコンロンソウ(三葉崑崙草)
学名:Cardamine anemonoides
科名:アブラナ科 属名:タネツケバナ属
別名:
花期:4月~5月
タイプ:多年草
花色:白
環境省指定:
【分布】
本州(関東,中部,近畿,中国)・四国・九州の山地・低山,森林・林縁
【特徴】
ミツバコンロンソウは,春早く落葉樹林の林床にひっそりと花を咲かせる多年草。関東地方以西の太平洋側のブナ帯に生える。多くのタネツケバナ属の種は,葉が羽状複葉になるが,ミツバコンロンソウは名のとおり3小葉になる。タネツケバナ属のなかで葉が3小葉になる種は本州ではミツバコンロンソウ以外にない。北海道にミヤウチソウがあるが,数ヶ所しか自生が知られていない稀産種。長角果はこの属のほかの種と同じく線形で,毛はない。