ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星)
学名:Enkianthus perulatus
科名:ツツジ科 属名:ドウダンツツジ属
別名:
花期:4月~5月
タイプ:落葉広葉樹
花色:白
環境省指定:
【分布】
本州、四国、九州の温暖な岩山に生えるが、自生地は少ない。
【特徴】
庭木や植え込みとしてはごく普通に植えられる。寒冷地でも耐えるが、関東以西の温暖な地に多く植えられる。花期は、葉が出てから約1週間後(4月上旬~5月中旬頃、地方によって違う)。花序は散形花序である。花は、白色、釣り鐘のような感じで、5mm程の大きさ。葉は、菱形に近く、大きさは通常約2cm、大きなものは、約5cmになる。ツツジ科の特徴として根が浅いので、乾燥に弱い。新緑、花期、紅葉と、見時が多い。紅葉は寒冷な地で、10月中旬~11月上旬頃、温暖な地で11月中旬から12月中旬頃であり、まっ赤に紅葉する。「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの、また、「満天星」の方は中国名に由来する。