大阪府河内長野市「岩湧山」
岩湧山は「花ススキの岩湧山」として、新河内長野八景二勝にも指定されています。山頂部はカヤ場になっていて、古くから地元住民の方々により、定期的な茅刈り・山焼きが行われてきました。その結果、日本では数少ない半自然草原の生物相が維持され、地区内の茅葺き屋根材の供給地となってきました。(河内長野市HPより)
山頂部では笹原によく見られるキキョウ、オオナンバンギセル、トンボソウなどが咲き、山麓ではイチヤクソウ、クモキリソウ、シャクジョウソウ、ツチアケビなどの珍しい花も咲いています。大阪近郊で多くの花を見ることができる貴重な山です。(2016年7月10日)
ヤブガラシ(藪枯らし、学名:Cayratia japonica)
オオナルコユリ(大鳴子百合、学名:Polygonatum macranthum)
オカトラノオ(丘虎の尾、学名:Lysimachia clethroides)
コガンピ(小雁皮)
ノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)
ノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)
ウツボグサ(靫草、学名:Prunella vulgaris subsp. asiatica)
ヒメヤブラン(姫薮蘭、学名:Liriope minor)
カラタチバナ(唐橘)
シャクジョウソウ(錫杖草、学名:Monotropa hypopithys)
シャクジョウソウ(錫杖草、学名:Monotropa hypopithys)
ホタルブクロ(蛍袋、Campanula punctata Lam.)
キキョウ(桔梗、学名:Platycodon grandiflorus)