奈良県上北山村に位置する大峰山系の大普賢岳…毎年この時期に登ると見かける花があります。
和佐又山ヒュッテ近くのオオヤマレンゲが咲き始め、ヒュッテ近くも多くの花が咲いています。
サラサドウダンはヒュッテ近くや大普賢岳への登山道でも多く見ることができます。
山頂に近づくにつれコイワカガミの群落が見られるようになり、その中にツクバネソウの緑と黄色の可愛い花を見つけることができます。また、山頂近くになるとシロヤシオが咲き、林床ではツマトリソウやマイズルソウの白い花を見かけます。今回は、緑白色の花をつけるヤマトユキザサに初めて会うことができました。
サラサドウダン(更紗灯台、学名:Enkianthus campanulatus)
コイワカガミ(小岩鏡、学名:Schizocodon soldanelloides f. alpinus)
ツクバネソウ(衝羽根草、学名:Paris tetraphylla A.Gray)
ツマトリソウ(褄取草、学名:Trientalis europaea)
マイヅルソウ(舞鶴草、学名:Maianthemum dilatatum)
ガクウツギ(額空木、学名:Hydrangea scandens)
コアジサイ(小紫陽花、学名:Hydrangea hirta)
マルミノヤマゴボウ(丸実の山牛蒡、学名:Phytolacca japonica)
ヤマトユキザサ(大和雪笹、学名:Maianthemum hondoense)
ヤブウツギ(藪空木、学名:Weigela floribunda)